化粧箱、和紙の顔をつくる化粧水(けしょうみず)、
和紙職人の手…結ばれた美のストーリー。
私たちが化粧品を通して果たしたいこと
私たちは、岡山県真庭市にある、古くから地域に根差した会社です。
もともとは真庭産のお米をつかったギフト商品を販売していました。
自慢の品をお届けするため、何かサプライズな演出ができないだろうか?
そこで地元の特産品、手漉き和紙の化粧箱をおもいつき、
和紙工房をめぐるなか、和紙職人の手がキレイなことに気づきました。
岡山理科大学との産学連携で、美しさのヒミツが和紙の原料ミツマタにあることを発見。
それが世界初のミツマタエキス配合美容液「結の香」誕生へとつながっていきました。
コスメと関係ない地方の小さな会社だからこそ実現した、誰も思いつかなかった和紙素材から美容素材への応用。その効果を追い求めて、現在も大学と協力して研究改良を続けています。
原料のミツマタは地元真庭の生産組合から仕入れています。
エキス抽出後に残った繊維質を和紙に使うため、原料のロスもありません。
もちろん商品を入れる化粧箱には真庭産の和紙を採用しています。
地域資源のミツマタを特徴とした製品作りを通じて、
ミツマタを育てる地域を活性化し、
日本の和紙文化の支援にもつながっていくことを理想としています。
思いおこせば、化粧箱から始まって、和紙づくりに視点がむき、
その工程には化粧水に浸すという和紙の顔をつくる大切な技術があり、
私たち自身も思いもよらなかった化粧品づくりに携わり…と、
“化粧”をキーワードとして、すべてがつながっていきました。
これからも私たちは、美の未来を創り、地域の持続可能なつながりを作るため、
「結の香」が結んだストーリーをも、伝え続ける努力をしていきたいと思います。
美の文化を通して、明るく、豊かな社会を創る。
私たちが「結の香」に込めた願いです。